"人類の夢"に近づく太陽電池 2
太陽光や螢光灯の光がなぜ電気になるのでしょうか。
その秘密のカギは電池の材料であるシリコンにあります。
シリコンは岩石の主要成分で、地球上では酸素の次に多いものです。
このどこにでもあるシリコンの薄い膜に光を当てると、シリコン原子中の電子が飛び出してきます。
この性質をうまく利用すると電気をつくり出すことができるのです。
つまりシリコン膜の端にN(マイナス)極とP(プラス)極をつくり、回路を設け接続さえすれば、光を照射するだけで電気は自然に流れ出す仕組みです。
太陽電池には製法などからいくつかの種類があります。
その代表は単結晶シリコンとアモルファス(非晶質)シリコンの2種類です。
問題は、光を電気に変える割合(光電変換効率)の大小とシリコン膜をつくる費用でこの2つの要素が太陽電池の商品性の決め手になります。